10月1日は、印章の日です。
明治6年10月1日、明治新政府による太政官布告により公の証書類に捺印することが定められました。
以来「はんこ」は、我々の社会生活全般に定着し、本人の認証として、「実印が効力を持つ」現在のシステムが構築されていくことになります。
機能的で迅速な方法として、加えて手作りであることから確実な認証力を持つ「はんこ」は、本人の自署名のみを決裁認証の手段とする欧米に比べ、合理性と確実性の両方で優れていました。
このことにより、スピーデイな決裁、決断を可能にし、日本人の勤勉な性格とも併せ世界1の経済発展を陰で支える事となったのです。
10月1日、全国各地で記念行事が行われています。
秋田県では、業界関係者が集い、太平山三吉神社総本宮里宮境内「印章塚」において、不要になった印章に感謝を捧げ、納める「はんこ供養」を行いました。