センターで開催されました。
この競技会は、秋田県板金工業組合が(杉本捷生理事長)が若手板金
職人の技術向上と技能継承を目的に毎年開催しています。この競技会
に参加することにより、普段の仕事に役立つ技術を身につけられ、応用
ができるようになり、自信が持てるようなるとのことです。
それだけハイレベルな技術が要求される課題なのだということです。今回
の競技会に協力したある熟練技能士がいうには、自分たちでも5〜6回は
練習しないと作れないものだそうです。また、展開図を作ることもかなり
難しいことなのだそうです。
今回は、県内から9人の若手板金職人が参加しました。
今年2月に行われた第33回大会では、惜しくも入賞を逃しましたが、
第32回全国板金建築板金競技大会では、一ノ関晃多さんが全国1位
となるなど、過去5大会では、すべて入賞しており、今回の大会もハイ
レベルな競技会となりました。
1位となったのは、佐藤健一さんでした。佐藤さんは、昨年の全国大会
にも出場しており、上位入賞が期待されています。
第1位 佐藤 健一さん(秋田支部)(写真中)
第2位 藤原 譲 さん(六郷支部)(写真右)
第3位 佐々木 剛さん(秋田支部)(写真左)
今回の課題は、全国大会の課題でもある「口つきバケツ」。

競技時間は、4時間で参加者は、バケツの展開図を作製した上
で厚さ0.4ミリの銅板を丁寧に切り取り、はんだ付けをして組み
立てていきました。製図の精度や製品の外観など8項目を審査しました。
今回1位の佐藤さんと2位の藤原 譲さんは、来年2月11日、
12日に静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで開催される
第34回全国建築板金競技大会に出場します。
また、3位入賞の佐々木 剛さんは、来年の更なる飛躍を期待します。
今回の様子はフォトギャラリーにアップしましたのでご覧ください。
→https://picasaweb.google.com/118376758889435843446/33#